*GoogleVoice [#fbf54ace] GoogleVoiceはGoogleが提供するIP電話サービスである。 今ではGoogleVoiceと言われるよりも「ハングアウト」と言われた方がわかりやすい。 GoogleVoiceはハングアウトとは異なるサービスなのだが、ハングアウト(アプリ)がGoogleVoiceを包括しているため、一括で考えた方が理解しやく、今後は同一のものとして扱われるのではなかろうか。 #br しかしながら、ハングアウトは使おうとした多くの人が挫折する。 その原因は、そのシステムの分かり難さにある。 #br ハングアウト自体は非常にわかりやすいUIで使いやすい。だが、それは使っている人の意見であって、これから使う人はハングアウトとはなにか、GoogleVoiceとはなにか、これが理解できない。 ハングアウトを使うためには、これを理解しないまま、10ドル(1200円ほど)チャージする必要がある。何ができるのかも良くわからない状態で10ドルかかると言われても、大抵の人はここでブレーキがかかる。 これで、ハングアウト(GoogleVoice)を理解しないままユーザが離れる。 #br ハングアウトとは、ハングアウトユーザ同士や一般電話と、通話やビデオ通話、SMSなどができるようになるサービス(アプリ)である。わかりやすく言うと、SkypeのGoogle版のようなものだ。 ただ、Skypeと異なるところは、実在する固有電話番号(アメリカ国内の固定電話番号)が無料で取得できるところにある。 この番号を利用して、日本の一般電話や携帯電話とも発着信できるようになる。 なお、固有番号を取得せずとも発信は可能だが、その際、相手への発信者番号は非通知やランダム番号となる。さらに、電話番号を持たないことから、一般電話からの着信はできない。(ハングアウト同士は可能) **料金 [#x563ff0a] -課金方法:クレジットカード、GooglePlay -課金方法:クレジットカード、GooglePlay、App Store -月額:0円 -初期費用:0円 |>|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''発信先''|>|>|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''通話料(税抜)''|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''接続料''| |~|~|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''30秒''|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''1分''|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''3分''|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''(1通話毎)''| |COLOR(#000000):CENTER:国内|COLOR(#000000):LEFT:固定電話|COLOR(#000000):CENTER:|BGCOLOR(#CCFFCC):COLOR(#000000):CENTER:#span(id=JP_kotei,class=fxapi,fcode=USD,tcode=JPY,value=0.03,format={f2}円){{|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:| |~|COLOR(#000000):LEFT:携帯電話|COLOR(#000000):CENTER:|BGCOLOR(#CCFFCC):COLOR(#000000):CENTER:#span(id=JP_mobile,class=fxapi,fcode=USD,tcode=JPY,value=0.09,format={f2}円){{|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:| |~|COLOR(#000000):LEFT:PHS|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:| |COLOR(#000000):CENTER:国際電話|COLOR(#000000):LEFT:アメリカ|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:0円|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:| |~|COLOR(#000000):LEFT:中国|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:#span(id=China,class=fxapi,fcode=USD,tcode=JPY,value=0.01,format={f2}円){{|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:| |~|COLOR(#000000):LEFT:タイ|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:#span(id=Thailand,class=fxapi,fcode=USD,tcode=JPY,value=0.02,format={f2}円){{|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:| |~|COLOR(#000000):LEFT:フィリピン|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:#span(id=Phillipines,class=fxapi,fcode=USD,tcode=JPY,value=0.11,format={f2}円){{|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:| |~|COLOR(#000000):LEFT:インドネシア|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:#span(id=Indonesia,class=fxapi,fcode=USD,tcode=JPY,value=0.05,format={f2}円){{|COLOR(#000000):CENTER:|COLOR(#000000):CENTER:| #br #span(id=1d_kanzan,class=fxapi,fcode=USD,tcode=JPY,value=1,format=1ドル={f2}円 ({date} 更新),style=float:right){{ #span(end) #br #span(style=float:right){{ < [[外国為替変換スクリプト利用>http://raku2fx.com/]] > #span(end) #br **無料通話先 [#m66a95c2] -アメリカへの発信 -ハングアウト同士 **仕様 [#teb102f3] -グループ通話:対応 -SMS:対応 -発信者番号通知:対応(アメリカの固定電話番号を無料で取得可能) -ビデオ通話:対応 -グループビデオ通話:対応 -転送電話:対応 -対応コーデック:不明 -対応OS:Android、iOS、Windows、Mac、Linux **通話品質 [#q5d4188d] 音声通話の品質には2パターンある。 それはマイナンバー(米国の固有電話番号)を利用した場合と、そうでない場合についてだ。(今後、「そうでない場合」をランダムナンバーと表記する。) #br マイナンバーを使った場合は通話品質はかなり良い。ランダムナンバーを使った場合は通話品質はかなり悪い。 しかし、いずれの場合においても通話開始直後30秒~60秒あたりは品質が安定しない。音声の途切れがあり、これが断続的に続いて無音状態になることもある。 なお、マイナンバーを使った場合でも、ランダムナンバーになる場合がある。これは後述する。 ***遅延時間と音質 [#s9b5d0e9] 音質については、使われているコーデックやアプリ、サービスのスタンスによってかなり異なってくる。そのため、これを言葉で表現することが難しい。 そこで、音質については5段階評価(5が最も良い)で示すこととする。なお、これは音のキレイさではなく、聞き取りやすさを基準とする。 #br |BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''発信番号''|>|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''遅延時間''|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''音質''| |~|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''自分 → 相手''|BGCOLOR(#969696):COLOR(#FFFFFF):CENTER:''相手 → 自分''|~| |COLOR(#000000):LEFT:マイナンバー|COLOR(#000000):CENTER:0.5秒|COLOR(#000000):CENTER:0.8秒|COLOR(#000000):CENTER:3| |COLOR(#000000):LEFT:ランダムナンバー|COLOR(#000000):CENTER:1秒|COLOR(#000000):CENTER:1.5秒|COLOR(#000000):CENTER:2| ***マイナンバーがランダムナンバーになる [#ic1e7814] 米国の固有番号(マイナンバー)を取得した場合は、その番号を相手に通知して電話の発着信が行える。しかし、この番号が確実に相手に通知されるわけではなく、ランダム要素を含んでいる。 テストでは5回中2回だけマイナンバーが通知された。あとの3回はランダムナンバー、つまり通話品質の悪い回線での発信となった。 #br 正直言って、ランダムナンバーの回線では通話品質が悪すぎて会話にならない。この辺りは技術の進歩とともに解消されていくのであろうが、現在の状態ではかなり厳しい。 なお、相手とマイナンバーでつながっているか、ランダムナンバーでつながっているかを事前に確認する方法がある。 それは呼び出し音である。 相手を呼び出す際、聞き慣れた呼び出し音(日本のもの)の場合はランダムナンバーである。アメリカの呼び出し音(プルルル・・・よりも、プーーーに近い)の場合はマイナンバーである。 #br 後日、再試験を行ってみたところ、何度電話してもランダムナンバーで発信されることはなかった。 そのかわり、発信自体がされないという事象が発生するようになった。本来ランダムナンバーで発信される「はず」だったものが、発信自体が抑制されたようだ。 いずれにしてもランダムナンバーでは会話にならないまま課金はされていたので、これがなくなっただけでも良い方向へと進捗した。 **備考 [#k3064b88] 日本から直接アメリカのGoogleVoiceの電話番号を取得することはできない。 しかし、VPNなどを用いてアメリカからの接続とすれば、簡単に固有番号を取得可能である。 この方法等は後述する。 #br [[GoogleVoice公式サイト>https://www.google.com/voice]]